
山木
ヤマキは、もともと水産物の卸問屋でしたが、1917年に創業者が鰹節削り機3台を購入したことをきっかけに鰹節製造へと業態を転換しました。以来、ヤマキは鰹節と、その鰹節を使っただし製品を作り続けています。薄く削った香り高い鰹節の販売からスタートし、めんつゆ、鰹節粉末、水溶きだし粉末、鍋用インスタントだしなどを開発し、徐々に品揃えを拡大してきました。鰹節の豊かな風味を活かした商品が多く、家庭でも気軽に日本のだしの味を楽しめます。
山喜はだし文化の継承にも積極的に取り組んでいます。和食やだしの良さを消費者に伝える各種団体に加盟し、かつお節の魅力を最大限に引き出すための講演会を開催したり、公式サイトでも紹介したりしています。かつお節の需要がある限り、山喜はこれからも存続していくでしょう。