大塚食品

日本のヘルスケア大手、大塚製薬の子会社として事業を展開する大塚食品は、「ナチュラルフードテックカンパニー」を標榜し、美味しいだけでなく、健康的で環境に優しい食品の開発に取り組んでいます。大塚食品は、電子レンジでチンするだけで食べられるインスタントカレー「ボンカレー」を世界で初めて発売したメーカーと言われています（厳密に言うと、この機能は2003年に実用化されました）。ボンカレーが人気の理由は他にもあります。保存料・着色料不使用、そして非遺伝子組み換え野菜を使用している点も魅力です。

同社は、その経営理念を実現するため、より健康的で倫理的なライフスタイルをサポートするビーガン製品の開発にも取り組んでいます。例えば、サブブランド「Zeromeat」は、大豆を100%使用した代替肉製品シリーズです。さらに、こんにゃくから作られた擬似米「マンナンヒカリ」も開発しており、炊飯前に普通のご飯に混ぜるだけで、カロリーや糖質を過剰に摂取することなくご飯を楽しむことができます。