
黒龍堂
この日本企業は、化粧品の製造に加え、ビル賃貸やホテルの経営も行っています。しかし、国内外の多くの消費者から、ビューティーブランドとして認知されています。
興味深いことに、ブランド名と化粧品事業の起源は中国にあります。1907年、黒龍江のほとりで黒龍堂病院(日本語では「黒龍江」と訳されます)という病院を経営していた日本人医師が、地元の人々の肌荒れや凍瘡に効くスキンクリームを発明しました。このクリームは、ブランドの主力商品である「黒龍クリーム」の原型と言われており、1949年から日本でも販売されました。
黒龍堂の様々なサブブランドの中でも、特に人気が高いのは「プライバシー」シリーズと「ヒピッチ」シリーズです。「プライバシー」シリーズはUVカット効果のある透明パウダーとして、ヒピッチシリーズは濡れた手でも使える、やさしくメイクをしっかり落とすクレンジングオイルとして人気です。