Fukuyamasu

福山酢醸造

福山酢醸造は、福山町で約2世紀にわたり黒酢造りを守り続けてきました。中でも特筆すべきは、苗代川壺と呼ばれる露天仕立ての壺を用いた黒酢です。1820年頃から伝わるこの古式醸造法は、玄米、水、麹などの原料を、露天に並べられた陶器の壺に一つずつ仕込み、じっくりと時間をかけて仕込むものです。中には200年近い歴史を誇るものもあり、そのほとんどが三本指で54リットルの容量を持つ壺です。壺が丁寧に並べられたこの場所は「壺畑」と呼ばれ、山重の誇りとなっています。

福山酢醸造の黒酢製造工程は、伝統と品質へのこだわりの証です。まずは国産玄米を厳選し、発酵・糖化に適さない過剰な油脂分や光沢のない玄米を厳選します。仕込み水は霧島市福山町から汲み上げ、味・香り・水質・硬度など、厳しい検査をクリア。四季を通して無味無臭で、厳選された天然深層水のみを使用しています。

福山酢醸造の黒酢は、約3ヶ月から6ヶ月かけて糖化、アルコール発酵、酢酸発酵を経て、甘酸っぱい香りが特徴の黒酢に仕上がっています。さらに、6ヶ月から2年かけて天然醸造ならではの色、味、香りが生まれ、自然食品の逸品とも言える福山酢が完成します。この緻密な工程は、伝統的な製法と厳選された天然素材にこだわり、最高品質の黒酢を造り続ける福山酢醸造のこだわりを表しています。

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